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実践メディアビジネス講座III 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) 角田史記氏 講演

実践メディアビジネス講座III 20120420

今回は、JR東日本の角田さんの講演を聞き、日常に利用している電車についての知識を得るとともに電車に取り入れられているメディアの存在やグローバルな戦略について知ることができました。メディアとは、電車内に流れているデジタルサイネージやJ.ADビジョンネットワークのことで、デジタルサイネージでは電車内でパーソナルな情報を提供しています。また、その中のコンテンツには、乗客が飽きないようにCMと情報の割合が1,対1で作られていることや、1コンテンツは60秒に区切られているなど様々な工夫がされています。私は、大学に入学するとともに電車を交通手段として多く活用しています。そのため、電車内で流れるデジタルサイネージにとても興味があり、電車に乗る時の楽しみの1つになっていた。今回、この仕組みをしることによってまた、違った見方ができるのではないかと思いました。そして、このデジタルサイネージだけでなく、駅にある動画の広告についても電車のメディアの1つとして、紹介していただき今まであまり注意深く通りすぎていた広告の新たな関心ができて、面白いなと感じました。ただ電車に乗るだけでなく、ふとした所にあるメディアがあるということを知ることができました。

2つ目に鉄道業界におけるグローバル戦略について知ることができました。日本のマーケットシェアは縮小し、地球環境への対応、グローバル化の進展やエネルギー問題など企業が抱えている問題に対し、鉄道業界もこの問題に対応しなくてはいけない状態になっていることに私はとても驚きました。鉄道とは交通手段の一種であり、自国以外に活用する部分があるのかというのが私は疑問でした。しかし、1964年10月1日に新幹線を導入したこと1987年4月1日には分割・民営化など鉄道業界での国営でなく1業界として利益を上げられることを世界に示したことにより日本は世界における鉄道の概念を変えたという話を聞き、技術や鉄道の可能性を世界に伝えていくという部分で日本の鉄道は世界でもシェアを持つことができるということを感じることができました。

(履修者のレポートより抜粋,2012/4/25実施)

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