私は普段から雑誌を読みません。ファッション誌すら興味を示さない方で、最近では書店に立ち寄ることも少なくなった為立ち読みすらしていません。そんなわけで正直月刊ソトコトの事聞いたことも見たこともありませんでした。世界初のエコファッションマガジンで、環境についてオシャレに楽しく考えるというコンセプト、あくまでも環境雑誌であることに揺ぎ無く、紙媒体が衰退しつつある今でも毎月発行し続けていることにすごいなと思いました。知らなかっただけに今日の講義を聴いて環境がテーマなのに堅苦しくなくておもしろそうな印象を受けたのでぜひ手にとって読んでみたいと思いました。
ロハスという言葉、実は初めて聞き意味を知りました。環境問題と社会問題を両軸で考えていくというお話がありましたが、それにはロハスが欠かせないと思います。これからを生きていく上でよりよいライフスタイルを望むならば、これらの問題は避けられないし一人ひとりが考える必要があると思います。じゃあ具体的に何をすればいいのか。何でもいいから出来ることをやって続ければいいのです。いきなりガラッと変えること等できません。でも小さなことからこつこつとやっていけば必ず何か見えてくると思います。だからロハスというのは必要だと思います。簡単に誰もができるというのが大事なのだと思います。
紙媒体が衰退している中で、ただ雑誌を毎月刊行しているわけではなく、様々なアプローチを月刊ソトコトはしていて驚きました。ですが衰退しているからこそ、今後紙メディアが生き残っていくためには雑誌が雑誌だけで終わらない工夫、アプローチの仕方が鍵になるのかなと思いました。まさか1雑誌から美術館が生まれるなんて面白い発想でとても新しいことだと思います。
私が単に無知すぎただけかもしれませんが、今日の講義では得られたもの(学んだこと)が多かったように思います。ロハスと言う言葉とその意味。大きなことを最初からやる必要は無くて自分に出来ることからやれば変えることが出来るという事。ただ雑誌を刊行するだけじゃなくて様々なイベントやプロジェクトをやることでメディアと社会にアプローチしていること。月刊ソトコトという存在を知ることができて本当に良かったです。
(2012/6/1実施)