話を聞いて特に感銘したのはXeroxの歴史がチャレンジの歴史であることで、常に挑戦し続け新しいものを創りだそうというマインドがあることです。事業 化するという事においてチャレンジ精神というのは必要なものでしょう。しかし、お話の中でレーザプリンターが今もこれでもってるというぐらいのすごい発明 品だというのがありました。それでもまた新たに一から何かを事業化するという事は既存事業に頼らない素晴らしいチャレンジ精神だと考えます。
「誰に→何を→幾らで→売る」というこのサイクルに関してもお客様の事をよく考えているなと強く感じました。企業というと金儲けのイメージが強いですが、 「誰に→何を」というここの順番を常に意識している事は、Xeroxのチャレンジ精神というものはお客様とともにあるのかなと思いました。お客様という存 在は常に同じものをしかも全員が求めているわけではありません。だからきっとお客様という存在は事業化することにおいて良い刺激になる、つまりこういうお 客様もいるからあんなことしてみよう!というチャレンジに繋がるのかなと思います。どんなに時間がかかってもピポッティングを繰り返す、これが事業成功へ と繋がるのだと考えます。
Serendipityに関してですが、皆がみなこれを意識すれば今よりももっと良いものが生まれ様々なことが良い方向へと変化していくのかなと漠然とで すが感じました。例えば、どうしたらお客様に喜んでいただけるだろうと考える際に今までやってきたことを分析したり実際にお客様の声に耳を傾けることから でも答えは見つかるかもしれません。しかし、その答えは何気なく過ごしている今その時・瞬間に落ちている可能性があります。
私はこのSerendipityというものは、ビジネスに限らず、毎日を生きていく上でも大事な概念だと感じました。ただ当たり前のように過ぎていく毎日 をつまらないと感じたら、ちょっと視点を変えて見てみる。そうする事で思いもよらない何かを掴み変わることができるのかもしれないと考えたら素敵だなと思 いました。これを念頭に置いてこれからの毎日を送ろうと思いました。