セブ島はフィリピン中部に浮かぶ人口300万人あまりの島で、美しいビーチリゾートとして世界各国からの観光客を魅了しています。またセブでは近年多くの語学学校が出来ていて「暖かいビーチリゾートで英語を学びたい」という人たちにも人気があります。
そんな国際リゾートであるセブにおいて「地元の子ども達と遊ぶ」というといかにも気楽な研修のように感じられるかもしれません。しかし、決してそうではありません。まだまだ貧困に苦しむ人が多いフィリピンにおいては、貧しさゆえに十分な教育を受けられなかったり、様々な事情により保護者と暮らせなかったりする子どもたちが沢山います。そのような事情は、リゾート地セブとて例外ではありません。
鈴木さんはこの研修に参加した仲間たちと一緒に、「どうしたらそのような境遇にある子どもたちに、ほんのひと時であったとしても笑ってもらえるだろうか、楽しんでもらえだろうか」と毎晩のように考え、夜遅くまで歌や踊りを練習し、毎日のスタディーツアー活動に臨んでいました。
以下は、鈴木さんにお聞きした内容です。