グローバル・メディア研究科 概要

Graduate School of Global Media, Komazawa University

本研究科の目指すグローバル・メディア教育は、社会科学系・工学系の学問領域を専門とする人材を対象とします。学際的なアプローチで、幅広くメディアとコンテンツの本質を理解し、グローバル社会に貢献できる教育を志して開設した学部の方向性に基づき、それを更に発展させ、学部教育だけでは果たせない“学際的な能力”に加えて“学際領域の中での特定分野における専門知識”を深めることです。

学際領域の中での専門知識を高める必要性は、先端的なメディアの技術革新と、グローバル市場における競争が激化する社会においては、クラウド・コンピューティングサービス、スマートフォンなどを組み合わせた新しい発想に立ったメディアの利活用と、新しいサービスの提供が不可欠という点にあります。同時に、新しいメディアの利活用は社会的・文化的なインパクトなどを十分に考慮しない場合、地球規模で想定外の事象を招来するリスクも潜在します。こうしたリスクを予め予測し、仮に想定外の事象が発生したとしても臨機応変に対応する柔軟性が求められます。そのためには、企業、政府・自治体、NPOなどにおいて、メディアの利活用等に当たって、メディアに関する一定の知識を備えた人材に加え、メディアの専門的な視点からも総合的にアプローチできる人材が求められます。そこで、本研究科では、学際領域として、(1)ビジネス環境を軸とするメディア産業論分野、(2)社会的、文化的事象を軸とするメディア文化論分野、(3)利用技術水準を軸とするメディア情報論分野の3つの特定分野の専門性を強化し、更にその3分野を融合する学際的な思考能力を深めるプログラムを展開します。

当研究科では、新しい理想のもとに、社会科学系・工学系研究を基盤としたメディア研究により、グローバルな視野を持ち、幅広い領域で活躍できる人材を輩出することを目指します。充実した教育・研究環境を整え、学際的なアプローチによるメディア研究を深め、修士課程では、社会経済のグローバリゼーションに資する高度な専門的職業人の育成を、博士後期課程では、学際的な専門知識の上に立った高度な専門的研究・開発能力を有する職業人の育成を目指します。

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