学部長メッセージ
グローバルな視点に立って、今後の社会のあり方と自分の人生を考えてみませんか
グローバル・メディア・スタディーズ学部は、グローバルとメディアをキーワードとする新しい学部です
グローバル・メディア・スタディーズ学部は、2006年4月に創設され、2010年3月に最初の卒業生を送り出したばかりの、新しい学部です。5年目に入って、学部長のバトンを引き継ぎましたが、さらなる発展を目指したいと考えています。
グローバル・メディア・スタディーズ学部は、メディアとコンテンツの本質を理解し、「グローバルな視点に立って、問題解決能力を身につける」ことを目指して創設されました。なぜグローバルとメディアがキーワードになるのでしょうか。いうまでもなく、近年の社会・経済活動のグローバル化は目覚ましいものがあります。アメリカの住宅バブルの崩壊に端を発した金融危機は、世界経済を危機に陥れました。日本が中国に資本財を輸出し、中国はその資本財を使って、アメリカに安価な消費財を輸出する。アメリカの過剰消費による貿易赤字を低金利の日本からの資金で穴埋めするといった具合に、主要国の経済は相互依存関係を深めていたからです。さらに、世界の主要企業は、安くて質の良い労働力を求めて、グローバルに展開しています。
こうしたグローバルな関係を支えているのは、そもそもグローバルなメディアとして発展してきたインターネットと携帯電話であることは改めて説明するまでもないでしょう。今や、インターネットと携帯電話抜きに企業活動を考えることはできなくなってきています。発展するメディアを使いこなさないことには、企業活動自体が成り立たなくなってきているのです。
同時に、インターネットと携帯電話が結びつくことにより、流通する情報・コンテンツは、内容も、形式も大きく変わってきています。YouTubeなどを通じて、普通の人が、普通に情報を発信し、それを世界中の人が受信できるようになりました。また、Kindle、iPhone・iPadの登場によって、電子化した情報を利用するのが当たり前の時代になってきています。これに伴って、既存の、テレビ、新聞、書籍などの伝統的なメディアは変貌を迫られています。
こうした新しい現象を一般消費者の目から見るとどうでしょうか。今までは、権威あるメディア企業が編成・編集した情報を受け身で消費するだけでした。これからは、自らが情報の提供者になれる一方で、氾濫する世界中の情報を、自らの力で選択・活用するリテラシーが求められます。
グローバルとメディアをキーワードとした、先進性がご理解いただけましたか。
今後の社会のあり方と自分の人生を考える
グローバル化する社会で、生活し、活躍していくためには、実践的な英語を身につけ、様々なメディアを使いこなすことが求められます。同時に、英語・メディアを使いこなすための論理的な思考能力、問題解決能力、コミュニケーション能力が求められます。こうした力を身につけることこそ、わがグローバル・メディア・スタディーズ学部の目指す教育です。これは、机の前に坐って勉強すれば身につくというものではありません。学びと実践の相互活動が不可欠です。グローバル・メディア・スタディーズ学部はそうした機会を提供します。最近、大学教育でも「就業力の強化」が叫ばれるようになりました。私は、「就業力の強化」というのは、単に「良い就職先を見つける」ということではないと考えています。学生の皆さんが、自分の人生をどう生きるか、そのために何が必要かを考え、日々努力すること、そのための手助けをすることだと考えています。
幸い、グローバル・メディア・スタディーズ学部においては、大学を出てから研究一筋に歩んできた教員ばかりでなく、企業の幹部として活躍してきたり、外資系企業で活躍してきたり、コンテンツ制作の現場で活躍してきたり、といった多様な経験を積んできた教員、それも日本人に加えて、様々な国籍を有する教員が、学生をサポートしています。
グローバルな視点に立って、今後の社会のあり方を考え、自らの人生を切り拓いていきましょう。
グローバル・メディア・スタディーズ学部長
福家 秀紀
NHK BS1で放送中の番組「@キャンパス」、駒澤大学の回をGMS学部学生が制作中です。
放送予定日は2010年4月15日、午後11時30分からの予定です。
ぜひ御覧ください。
番組ページ:
http://www.nhk.or.jp/at-campus/
制作した学生のブログ記事:
4月2日の入学式でGMS学部の5期生となる1年生が入学し、3日のオリエンテーションから本格的に2010年度がスタートしました。

授業は8日から開始となります。5期生のみなさんの活躍を期待します。
ここにGMS学部の第一回生の卒業式を迎える事が出来、大変嬉しく、また、感激しています。駒澤大学に長い名前の新学部が出来た4年前に、皆さんはこの学部を目指して入学されました。それぞれの思いは、きっと異なっていた事でしょうが、私たちと一緒になって新しい学部を作ろうとしていた事は、皆同じ気持ちであったと思います。少々の準備不足や、周りの理解不足に心を乱された事もあったかも知れませんが、第一回生であるというパイオニア精神で4年間を乗り切ってくれた事と思います。
この4年間の間で、特に後半では世界の経済が変調を来たし、大学の資金の流出や、就職状況の急速な悪化など、皆さんの門出を祝してくれるような状況とは少々違った環境となってしまいました。しかし、このような変化は、いつでも起こりえる事だと思います。その中で、皆さんがどのように対処し、自分の意思を強く持ってどこまで前進するのかが問われているのです。
世界のグローバル化は、どんどん進んでいます。その様な環境の中で、是非この学部で学んだ事を思い出し、様々な問題解決に挑戦して下さい。そのような人材が、我が国では特に不足している状況です。これから、皆さんの後輩が、続々と皆さんの後に続きます。是非、その先頭に立ち、活躍して下さい。第一回生の皆さんなら、きっと頑張ってやってくれるものと、教職員一同大いに期待しています。
ご卒業、お目出とう!
グローバル・メディア・スタディーズ学部長 斎藤信男
February 11th, 2010
daigo
GMS学部金山ゼミ制作のドキュメンタリー映像作品「駒伝」が、イッツコムチャンネルアクセスアワード2009番組投稿部門を受賞しました。
「駒伝」は箱根駅伝を目指す駒澤大学陸上競技部の1年間の活動を追ったドキュメンタリー作品です。イッツコムチャンネルアクセスで放送された他、Youtube上にも公開しています。制作は金山ゼミ映像班の学生を中心に進められ、選手と同じ学生としての視点が生かされた作品となっています。
全10回分の映像は駒伝のページで御覧ください。
アワード発表ページ
駒伝のページ
いよいよ約3ヶ月後の3月25日、GMS学部一期生が卒業を迎えます。その卒業式終了後、深沢校舎にて謝恩会を開催致します。この会は、卒 業生からお世話になった教員の方々に感謝の意を表す会であり、卒業生同士で卒業を祝す会でもあります。サークルやゼミのコンパなどとも重なる場合もあると は思いますが、GMS一期生が迎える一度しかない貴重な機会ですので、皆様ふるってご参加ください。
詳細はこちらのページを参照してください。
September 19th, 2009
daigo
明日10月20日~22日まで、青山ウィメンズプラザにてTOKYOメディフェスが開催されます。今回は、環境や貧困、子育て、地域活性化、社会運動などを市民メディアやコミュニティ・メディアと絡めた内容となっています。
また、市民のコミュニケーションの権利の問題について、海外招聘ゲストを交えて討論していきます。注目は、日本のメディア政策について、総務副大臣となった内藤正光氏を迎えたフォーラムです。
GMS学部の金山ゼミとテヅカゼミの学生たちも、メディフェスTV、ラジオ、新聞、通訳、会場係など、さまざまな形で参加しています。
以下、3日間のプログラムを少しだけご紹介させていただきます。ここに挙げた以外にも沢山の映像上映や分科会があります。
是非、みなさまお越しください。
<20日>
10~12時
『アリ地獄のような街』上映
ストリートチルドレンへの支援活動を行うNGOエクマットラ制作した作品。 ダッカで、子どもたちが“アリ地獄”に落とされていく姿を、実話にもとづいて書 いたリアルストーリー。
13~15時
『三里塚 第二砦の人々』上映&トーク
成田空港建設をめぐる闘いの記録映像(1971年製作)の上映
トーク:柳川秀雄(三里塚の農民)、鎌田慧(ルポライター)、大野和興(農業ジャーナリスト)他。
13~15時
『市民記者・ブロガーのためのCSRジャーナリスト講座』
主催:A SEED JAPAN メディアCSRプロジェクト/CSR情報誌「オルタナ」/日本財団公益コミュニティ「CANPAN CSR+」
☆企業や政府を動かす記事をメディアに発信するチカラを目指す講座。
15~16:30時
『商店街でメディアをやろう!』
パネリスト:農宗靖也(板橋区大山ハッピーロード商店街)、斉藤敬子(杉並商店会連合会副会長)、高橋明子(杉並TV)ほか
☆商店街メディアは、「シャッター通り化」する商店街を活性化できるのか。活動している人たちを中心に可能性と課題を語り合う。
<21日>
10:00~12:00
『国際フォーラム:私たちのメディアが社会を変える~コミュニケーションの権利の視点から』
ヘルムート・パイセル(オーストリア・フリーラジオ連盟会長)
オリバー・ライスタート (社会問題におけるモバイルメディア研究者)他
☆私たちのコミュニケーションの権利について、海外の実践者を招聘し考えていく。
14:30~16:30
『徹底討論!独立系メディアがマスメディアを変える!』
パネリスト:林香里(東大)、中野真紀子(デモクラシーナウ!ジャパン)他
☆公共的なジャーナリズムの実践について、マスメディアや独立メディア、中間支援組織の立場から考えていく。
14:30~16:30
『ジェンダーとメディア:命綱としての携帯電話』
パネリスト:大塚君江(シングルマザー)、宇佐美翔子(共生ネット)他
シングルマザー、高齢者、子ども、性的少数者などの社会的マイノリティの人たちにとっての携帯とは何か。
携帯という情報端末は今後、どのような社会運動のツールになりうるのか、当事者たちを交えて探る。
<22日>
10:00~12:00
『デジタル時代のメディア政策とは』
パネリスト:内藤正光(総務副大臣)、岩崎貞明(メディア総研)他
民主党に政権交代した今、政権担当者を招き現状とビジョンについて議論する。
10:00~12:00
『語る・つながる 子育てコミュニケーションのすすめ』
パネリスト:西川正(NPOハンズオン埼玉)、小林七子(NPO子育てコンビニ)、 渡辺美恵子(NPOおばちゃんち)
ママたちの語りを映画で伝えたり、ヤキイモしながら父親の語る場をつくったり、地域の人たちで子育ちに取組んできた実践者たちと地域社会と子育てコミュニケーションについて話し合う。
TOKYOメディフェス2009公式サイト: http://medifes.net/
GMS学部では、去る8月20日、動画共有サイト「ニコニコ動画」内の「ニコニコチャンネル」に、大学の学部としては初となる公式チャンネル「駒大GMSちゃんねる」を開設しました。
「ニコニコ動画」は、現在会員数が1300万人を超える日本最大級の動画共有サイトです。ユーザーの約半数が10代であるなど、若年層に幅広く利用されています。
このチャンネルでは、学部からのお知らせや、授業やゼミ、部活やサークルなど、GMS学部での学生や教職員の活動の模様をお伝えするだけでなく、学部外のイベント等も含めたさまざまな情報を発信していきます。メディアを扱う学部として、この新たなメディアを社会のインフラとして、また教育・研究のプラットフォームとして、どのように活用していくべきか、チャンネルの運営を通じて探っていきます。
チャンネル開設を記念して、8月20日と21日の2日間、チャンネル生放送が行われました。20日には山口ゼミ学生が中心となって「こち駒生放送」を、 21日には駒澤大学オープンキャンパス会場から模擬授業の模様を生中継でお届けしました。また、21日夜には、ウェブ業界の新製品・サービス発掘イベントである「WISH2009」の模様を東京・九段下の会場から4時間にわたって生中継しました。これらの生中継は、いずれも数千件のコメントが寄せられるなど、多くのユーザーからの注目を集めました。

生放送風景
このチャンネルから発信される動画の多くは、GMS学部の学生たちの制作によるものです。彼らの活躍にご注目ください。

平成21年8月20日
駒澤大学
ニコニコ動画にグローバル・メディア・スタディーズ学部チャンネルを開設
~動画共有サイトの教育・研究活動プラットフォーム活用を模索~
駒澤大学(東京都世田谷区)グローバル・メディア・スタディーズ学部(以下GMS学部)は、動画共有サイト「ニコニコ動画ββ」内の「ニコニコチャンネル」(http://ch.nicovideo.jp/)に、学部公式チャンネル「駒大GMSちゃんねる」を開設する。「ニコニコ動画」内に、大学の学部として公式チャンネルを開設するのは、初の試みとなる。
8月20日(木)より、駒澤大学GMS学部は、株式会社ニワンゴ(東京都中央区)が運営する、国内最大級の動画共有サイトである「ニコニコ動画」サイト内 に、同学部の公式チャンネルである「駒大GMSちゃんねる」を開設する。同学部山口浩准教授は、設置の目的について「学生が製作した動画作品の公表、教 員・学生の活躍などを伝えるなどとともに、メディアを扱う学部として、動画共有サイトという新たなメディアをどのように活用していくかという実験的な場と して活用していきたい」と語っている。
当チャンネルではチャンネル開設記念として、二夜連続で生放送を行う。8月20日(木)は「こち駒生放送 ちゃんねる開設スペシャル」として、山口准教授 が今回のチャンネル開設のねらいと今後の活動について説明し、この4月にニコニコ動画サイト上でストリーミング配信された、「実践メディアビジネス講座 I」(オタク文化をテーマとし、第一線の実務家等を講師に招いて実施する講義)の総括を行うほか、同学部山口ゼミ生らによるネットラジオ番組などを配信す る。8月21日(金)は、ウェブ関連サービスや端末を開発する様々な企業・個人がプレゼンターとなりウェブ業界のイノベーションを紹介する「WISH 2009」の模様を、イベント会場から生中継する予定である。
【ニコニコ動画「駒大GMSちゃんねる」 概要】
内 容:動画共有サイト「ニコニコチャンネル」内に開設し、学生が製作した動画作品の公表、教員・学生の活躍を紹介するなどを通じて、教育・研究活動プラットフォームとして活用。
U R L: http://ch.nicovideo.jp/channel/ch285
以上
【配信責任・問合せ先】
駒澤大学総務部広報課
〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
TEL(03)3418-9828 FAX(03)3418-9017
URL http://www.komazawa-u.ac.jp/
Email koho@komazawa-u.ac.jp
福家ゼミでは、7月15日に中国の南京航空航天大学の学生との交流会を実施しました。皆さんは、南京航空航天大学をご存知ですか。もともとは、宇宙航空技術を研究するために設立された大学ですが、現在では、総合大学へと発展しています。中国2,000の大学中27位にランクされるそうです。今回、来日したのは、南京航空航天大学日本語学院の学生10名です。日本語と英語を話せますが、全員日本の大学院への進学希望です。その候補の一つが駒澤大学で、どのような教育が行われているかを実際に体験するのも、来日の目的の一つです。
来日した学生は、まず福家の担当するネットワーク経済論の講義に出席した後、福家ゼミの学生20名余りと交流会を持ちました。最初は、かしこまってお弁当を食べていましたが、あっという間に仲良くなり、早速、メールアドレスも交換していました。引率した教員は輪の外に置かれ、寂しそうです。

福家ゼミの学生は、午後の講義もあるので、交流会は1時間余りで切り上げ、中国の学生は、教務部の担当者から大学院の概要について説明を受けました。諸般の事情から、グローバル・メディア・スタディーズ学部の大学院設置が遅れていることは残念なことです。
大学院概要の説明の後は、キャンパスツアーです。駒沢キャンパスの図書館や、禅博物館も見学した後、大学院教室のある深沢キャンパス移動しました。コンクリートで固められたような駒沢キャンパスと異なり、緑豊かで、しかも設備の充実したホール等に、驚きの声を挙げていました。

今回は初めての企画でしたが、次回は日本から中国を訪問できればと考えています。百聞は一見にしかずの言葉もあります。携帯電話でも、1年の増加数が日本の携帯電話総数を上回るような巨大市場中国を、実地に体験するのも、グローバル社会を理解する上で、きっと役立つことでしょう。